どうもNSZ山本です。
今回は、たまたまチャリで走ってたら見つけた謎スポットを紹介です。
そこは、東京都水道局の水が埼玉県で飲める、ある意味珍しいスポット。
朝霞浄水場だ。
朝霞浄水場
「利根川及び荒川の水を、秋ヶ瀬取水堰から取水しています。
また、東村山浄水場との間に原水連絡管を設置し、利根川及び荒川の水に加え、多摩川の水も利用できるようにしています。」
荒川の秋ヶ瀬のところから水を取っているそうです。
「平成16年11月からオゾンと生物活性炭を使った高度浄水処理を導入し、平成26年3月に稼働した第二期施設と合わせ、現在、日量170万立方メートルの全量に高度浄水処理を導入しています。」
高度浄水処理を導入して飲める水道水にしています。
人によっては沸かさないと飲めないとか言う人も居ますが、潔癖だからだと思います。僕は飲んでます。
場所
朝霞浄水場の水が飲める場所は、「朝霞浄水場前」交差点の真ん前です。
北朝霞から歩いたら650mです。
車の場合県道266号で、水を汲むために一時的に留める程度なら、浄水場の正面前に余裕でスペースがあります。
朝霞浄水場に行ってみた
行ってみると、すでに2名のおじさんがいました。
2人とも地元ナンバーの車で乗り付けていて、合計10リットルや20リットルくらい、水を入れるでかいプラスチックボトルや2Lペットボトルを駆使して持って行っています。
わざわざ車に積むために人がやってくるなんて光景は東北や北海道の湧き水スポットでしか見たことはこれまではありませんでした。
ここは湧き水じゃなく人工的な水なんですが。それなりに人気なんですね。
田舎の森林地帯とかでなくて、住宅街のど真ん中でかえって面白みはあります。
「朝霞浄水場でつくった高度浄水です。どうぞご利用ください。」
片方のおじさんに話をたまたま聞きました。
おじさん「時間かかるから先良いよ」
山本「あざす。」
山「ここ良く来るんですか」
お「地元だからよく来るよ。米とか、コーヒーとかに使ってるよ。スーパーでも水を置いてるのがあるけど、これは高度浄水ってことで」
山「そうなんですね」
お「ここって埼玉県の水道じゃないんだよね笑 東京都のための浄水場なんだ。見学会をやっていて昔中を見学したことがあるよ。」
山「面白そうっすね(行きてえ)」
実はおじさんの言っていた浄水場見学は、2016年4月以降やっていないそうです。
『理由は、「都民の飲み水に関してセキュリティを厳しくするため」。
テロの危険性の高いオリンピックが終わるまでは、少なくとも続くだろうとのこと。』
らしいので今はやってないです。
予想以上にいろいろ教えてくれたおじさんありがとうございました。
基本は都民のためのものですが、看板によると、”震災など緊急時は朝霞市の皆様に応急給水を行います。 とのこと。
実際に飲んでみた
手持ちの水筒に水を入れて飲んでみます。
うん。
無難な味。
山岳地帯のミネラルを含んでる系の飲料にありがちな何らかの素晴らしい成分の味は存在しません。
良くも悪くも消毒された味。
感動はねえ。
浄水場の水だからね。
数年前に東京都の水道水は飲めます!というコマーシャルが出ていましたが、うん、飲めますね。
この時気温は30度くらいにはなってたので、とりあえず助かりました。
水は公園の水飲み場みたいな場所から出ているので、完全無料。
水道料金滞納している人でも無料。というかこの辺の住民は埼玉県民なので、東京都水道局に金を払ってないし。
私は水の専門家ではないので細かい事は言えませんが奥長良川の方にある水素水とか作ってる怪しい会社のしょうもない値段のミネラルウォータよりも東京都水道局の水のが信用できるのではなかろうか。(比較対象がひどすぎる)
おわりに
自分は郵便局巡りをしている途中で、7月の腐れ暑い中、たまたま見つけたスポットでした。
完全無料で飲めます。
別にここを目指して行けというほどの物でもないですが、もし通りかかったら珍スポットとして立ち寄ってみるには良いかもしれません!
了